ロードステラート
11月2日の京都第1レース、ダートの1800m戦にロードステラートが出走しました。前走まで着けていたメンコを外して、その代わりにチークピーシーズを装着。なんとか力を発揮させようと馬具にも工夫をしてくださっていますね。今回は比較的スムーズなスタートでしたが、やはりスタート直後はなかなか行き脚がつかず1コーナー直前まで押して押してなんとか3番手につける形。同じクラブのロードアマルフィが軽い仕掛けで先頭に並びかけて行ったのとは対照的でした。それでも道中は流れに乗って3番手を追走。4コーナーで前をいく2頭に並びかけ、直線では一旦離されそうになるものの粘り強く頑張り、最後にロードアマルフィを鼻差交わしたところでゴール。2着という結果でした。
個人的には富田騎手がステラートのキャラクターを生かすために思っていた通りの競馬をしてくれたという感想を持っています。後ろから行ってもキレる脚があるわけではないですし、今後もキレないけれどバテないという特長を生かした競馬で粘りこむ形で勝機を掴んでくれれば。少し外を回すところに多少批判めいたコメントもあったように感じますが、ストライド走法で急加速・急減速が苦手なこの馬に関しては、先頭であればともかく2番手以降であれば多少外を回しても自分のペースで走ることの方が結果に結びつくように思います。それよりもスタートしてもうちょっと楽に前に行けると良いんですが‥。もう少し距離があった方がと思いつつも、なかなか条件的に機会が限られますし‥。それにしてもこの厩舎のレース選択は見事ですね。放牧か続戦か、現段階ではまだわかりませんが、武調教師には引き続き怪我のないように自分の力を発揮できるメンバーのレースを探してあげてもらいたいです。
スレイクイーン
無事に10月31日に入厩しました。土曜日、日曜日と坂路に入って軽い調整を行なっているようですし、ゲート試験に向けてしっかりと練習を積んでもらいたいなあと思います。全姉のアルジーヌはBCマイルで6着。最後の脚が印象的でした。晩成血統なので、とにかく焦らずに馬の成長を待ちたいですね。